実は今回の撮影旅行の一番遠くに位置するのが,藤岡市です。ここには
他にも撮りたいものがありますが,藤岡市でもなるべく西部地域に限っ
て回りました。鮎川(盛んに渓流釣りの看板が立っていました。)をど
んどんさかのぼっていきます。この地域にしては,鹿島神社の規模は大
きく,立派な山門は遠くからでも存在感のあるものでした。

その山門をくぐり抜け,周りを見渡すと直ぐに道祖神が分かりました。
石の上部に注連縄が巻かれていました。お参りをし,一時注連縄をとら
せていただき,まずは鑑賞から。今まで見てきたものと比べると,まず
は豪華な衣装に驚きました。藤岡市を中心に考えても,このように立派
な衣装を着たものは見当たらないと思います。それとも鹿島神社という
謂われある場所での仕事,石工の力が入ったのかも知れません。髪型・
衣装とどれをとっても(見たことのない)都人,それもかなり上級の者,
村人達は自分達と余りに異なるものを見せつけられ,驚いたと思います。
衣の曲線も見事な彫りです。

藤岡市上日野:鹿島神社
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