下調べをしていたものが見付かりません。道路から狭い坂を登っ
ていくと,散歩中のおじいちゃんに「この部落には,道祖神はあ
りますか」「あるよ,その道を上がっていくと杉林が切れたとこ
ろにある」「車で行けますか」「うん」。(一般的に軽トラック
の間隔でものを言う人が多い。)狭い曲がりくねった道を登って
いくと,一軒の民家がありました。幸いなことに奥様が庭仕事を
されていました。(一般的にこういった方は親切なものです。)
「そこの曲がったところにありますよ」と,言いながら先導して
いただきました。?土留めした上に二体置かれていました。一体
は相当古いものらしく,間もが激しかったです。車に戻ってこう
いうときのために脚立(飛行機写真の為だけではありませんぞ)
を取り出し,不安定な斜面に梯子状にして撮影開始です。No.749
同様防寒頭巾を被っているようにも(女神)見えます。ここでは
手が異様にデフォルメされており,握り合う二人の親密さを強調
しているかのように見えました。予定していない素晴らしいもの
に出会えました。手持ちの資料にもありませんでした。

安中市松井田町上増田浅谷
<https://www.mapion.co.jp/m2/36.362960504591825,138.7685143754434,17/layer=mapDeka>

拡大画像