尾根越えをして新しい部落に入りました。私の車のナヴィゲーションでは,
一本の細い道あるいは道がなくなります。車を止めて,飛び込みです。お
じいちゃんに道祖神の置かれている場所をお聞きしました。「ほれ,この
山の頂に二体あるぞ」と教えていただきました。カメラを持って軽い山登
り,が?入り口付近は雑草の…。仕方なく戻っておじいちゃんに「あの雑
草では入れません。諦めます。」と伝えました。そしたらおじいちゃん,
「せっかく遠いところから来て諦めるのか。日が当たる所の草を刈ってや
る。」と思わぬ反応,ありがたいことです。草刈り機で,みるみる20m程
の雑草を刈っていただきました。感謝!感謝!感謝!

約150m程の山道,ぬかるんで転んでしまいました。しかし,おじいちゃん
のせっかくのご厚意,登りました。祠の横に並んでいました。同じような
作風(恐らく同じ石工の作)で,少々子どもには…。これも子孫繁栄の発
展系なのかしら。どちらかと言えば右側の女神の腕が気になります。右手
は押さえているのか,導いているのか。また,左手は下から支えているの
か,力で止めているのか。男神の何食わぬ顔が面白いです。

高崎市倉渕町権田小高<https://www.mapion.co.jp/m2/36.445089176489965,138.78298757528574,16>

拡大画像