私の石仏探訪は,自動車で移動します。双体道祖神(村に疫病を入れない・
五穀豊穣・子孫繁栄など)の生まれたいわれから,部落の中心部に置かれて
いることは少ないです。部落の入り口(出口)付近に置かれることが多いで
す。しかも旧道沿いに置かれていることが多いです。ここで問題となるのが,
自動車です。軽自動車の轍(わだち)のある道を普通車で行きます。生け垣
で側面が,急斜面の出口でバンパー下部がやられます。直す気持ちはありま
せん。Uターンも苦労します。さらにこのような道ですから,ナヴィゲーシ
ョンには出てきません。行き止まりのとUターンできれば,御の字です。多
くはバックです。運転が下手で,脱輪も経験しています。運転席からは,余
りに死角が多いことも気になります。

さて親切な方に「次はどこに行く?」「できたら寺社平のものを撮っておい
た方がいいよ」と言われ,言われた所を訪れました。それがこれです。ここ
は道が整備されていて,また言われた所もすぐに分かりました。こういった
経験は,少ないです。

これを見て最初に思い浮かんだのが,インカ帝国の太陽王です。頭の後ろに
太陽を描いたものです。もちろんこちらは太陽ではありませんが,両神とも
に彫られており,これが一体何なのか分かりません。首のない?のもおかし
なものです。余りにユニークなものですから,ここに挙げさせていただきま
した。

<中之条・寺社平:https://www.mapion.co.jp/m2/36.641495726737375,138.8106679723156,16>

拡大画像