桂昌寺に向かっていると，畑の隅にポツリと石仏がありました。車から降りてじっと
観察すると，お目当てのものでした。思わずやったね。
これを探し求めたのは，神様の上部に彫られている”幣”です。信濃では，諏訪信仰
の証として彫られているものが多かったです。しかし，ここは上州の北の果てです。
大変に珍しいです。最も信濃の石工がここまで出稼ぎに来ていた証なのかしら。肝心
の神様ですが，摩耗してよく分かりません。ただ子どもの神様のような気がします。
女神ははにかんでいるのでしょうか，やや外側を向いています。お二人の笑い声が聞
こえてきそうなものです。
＜川場村谷地：https://www.mapion.co.jp/m2/36.69881667755085,139.10779235810793,16＞
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