道祖神を撮影するのは,自ずと作法があります。まずは頭を下げ,出会えた喜び
を伝えます。観察をしながら,三脚の上のカメラをのぞきます。レンズを通して
石仏を観察すると,余計に集中力が増してきます。お顔・衣装など,ファインダ
ーを通して細かに観察します。終わったら,感謝の気持ちを伝えます。

花をかき分け,石仏の全体像を確かめると,何ともデフォルメされた彫り方!何
等身でしょうか?こんな人間いるのかなあ?いや神様だった。まず右側(女神?)
ですが,銚子を持っている?そうなると右側(男神?)は,一体何を持っている
のかな。あるいは逆に考えるのならば,女神は双子を抱いている?思わずパスを
するような道祖神ですが,よく見るといろいろ考えさせられるものです。

<山室:http://www.mapion.co.jp/m2/35.84537809372403,138.09953926071415,17>

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