伽立のメイン,この双体道祖神もこの道を紹介した書籍には,必ず載って
います。

が,桑畑それも草がボウボウに伸びた畑があるだけ。先程聞いた話では,
「道から下っていくとある」と。しかし,道はありません。しかし長年の
動物的勘を働かせ,桑畑の草をかき分けかき分け,歩いて行きました。草
むらに隠れていましたが,どうやら段差があります。草むらの中から石の
先端が見えました。「これだ!」と勘の鋭さに自己満足自己満足です。後
に聞いた話では,助手の最も印象に残ったものの一つです。

僧形のお二人ですが,残念ながら男神の摩耗が激しく,残念です。女神は
静かなお姿,いいですねえ。こういった素朴な彫り方もいいですね。一番
の特色は,上に彫られた”梅”でしょう。なぜ”梅”なんでしょうね。考
えても分かりませんでした。両神に較べてなんとリアルな彫り方,印象に
残る訳です。

<新治町 伽立 http://www.mapion.co.jp/m2/36.71162436339518,138.90703437778924,16>

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