相俣:伽立,なんともロマンチックな名前でしょう。下調べの段階では,民家も
少なく道も狭そうです。「また運転に苦労するなあ」と思っていました。No.671
の後です。幸い道幅も広く,安心しました。さてさてどこかなあ?ふと見るとお
ばあちゃんが一人何やら…。おばあちゃんワラビを採っていました。親切にも
「この道を行くとお堂があるよ。先日も東京の新聞社が取材に来ていたよ。」と
教えていただきました。

すぐに分かりました。お堂の中は暗いです。脚立をセットし,撮影です。レンズ
を通して見ると詳細が分かります。「なんだこれ,両神裾を巻き上げ,まるで川
の中に入るようです。女神も男神もこれでは神様ではありません。まさに農民の
姿そのものです。もう少し摩耗がなかったら…。このお二人の表情を見てみたい
ですねえ。画像で見る限り,あまり幸せそうなお顔ではないようです。

<新治町 伽立 http://www.mapion.co.jp/m2/36.71408415808611,138.90727041218253,16>

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