二日間の石仏撮影旅行も最後となりました。山間部の夕暮れは速いで
す。またしても光の弱い,逆光気味の場所です。庭の草取りををして
いるおばあちゃんに石仏の場所をお聞きしました。今回も予想が当た
りました。歩いて1分です!

この石仏を見たら,頭の中に現実の世界が浮かんできました。「ねえ
ねえ○○さん,ねえねえ○○さん」と。気の弱い○○ですが,「やだ
い!やだい!」と。それでも強引に逃げようとする○○の左腕をつか
んで離さない○○○さん。

冗談はさておき,どうしてこのような動きのある意味不明なものを彫
ったのでしょう。村人達は出来上がった石仏を見て,口をポカーンと
開いていたのではないでしょうか?夫婦円満・五穀豊穣など,およそ
道祖神に込められた願いは,一体どこにあるのでしょう。頭を傾げた
くなる一体です。

安中・松井田・下増田<http://www.mapion.co.jp/m2/36.33728775974679,138.80425749277091,17>

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