冬の光は弱く,傾くのも速いです。まして後方に雑木林を控えた東側
斜面に置かれては,陽が当たりません。まあディジタルの力をお借り
して,何とか撮影をしました。これも大きな石に刻まれています。

天明と刻まれていますから,天候不順=不作=大飢饉の頃にできたも
のです。200数十年経っていますが,確かな彫り,今でもしっかりと
見ることができます。両神の間が離れていますが,女神の注ぐ御神酒,
男神はきちんと女神の方を向いて受けています。細かな線は残ってい
ませんが,それでも厳かな雰囲気が伝わってきます。夫婦円満・子孫
繁栄と言ったところでしょうか?

箕郷・東明屋<http://www.mapion.co.jp/m2/36.402723141285634,138.95527658912437,17>

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