行ったきりです。懐かしいと共に，余りの環境の変化に驚きました。
温泉はある、娯楽施設はある。また，入場料2300円だけあって，施設
の拡充も著しい金持ち美術館です。
前回の記憶では，当然横山大観がメイン（約160点収集）ですが，は
やり橋本関雪や菱田春草などの画家もいいものを持っています。また，
よく分からないですが，魯山人の収集も半端ではありません。じっく
り好きな日本画を見ることができました。
なお，日本庭園は http://www20.atpages.jp/cavok/p96.html
帰りのガソリンを給油（高い！）して，欲張らず数カ所を巡りました。
そのうちの一つがこれです。
槍と幣を持ったお二人，天狗の彫りが実によく残っています。気のせ
いか，目がこちらを睨んでいるかのように見えます。この種のサイノ
カミの中でも秀逸なものだと思います。村はずれの人影もない小さな
神社の片隅に置かれています。そしてお二人とも衣装の質感・量感が，
とっても上手く彫れていると思います。こういったサイノカミに巡り
会え、嬉しく思いました。
＜岸本遠藤：http://www.mapion.co.jp/m/35.393492707276486_133.40260074940556_8/＞
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