休戸原は,恐らく開拓部落であったと思います。富士見町の中でも平
地の少ない(水が問題)山林を切り開いた部落ではないかと…。それ
だけに個数も少なく,寂しい所でした。まあ綺麗な水を求めた某清酒
メーカーの醸造所ができていましたが,これもそんなに古いものでは
ないと思います。

新しい立派な道路ができていました。当然道端に置かれた石仏は,邪
魔者だったのでしょう。1箇所に集められていました。ところが,こ
のロケーションが素晴らしい!背景に八ヶ岳を望み,(ここも)今は
盛りの八重桜!(これで手前のサツキがきちんと剪定されていたら,
100点満点なり!)

肝心の双体道祖神ですが,月・太陽など,No.539:丸子町石井の双体
道祖神と同じです。そんなに古くはありません?が,肩を抱き合い,
女神からお酒を注がれ,嬉しそうな男神。私もこのような相棒がいた
ら,別の人生があったのかもしれません(冗談)。像・添え物を配し,
五角形の石に美しくまとめ上げた石工のセンスに拍手!

富士見町:休戸原<http://www.mapion.co.jp/m/35.88556091842548_138.2308760157474_8/>

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