天龍村は,長野県の市町村の中で行ったことのない所です。ここには
2体あると言われていますが,1体は私の車では無理なところです。
よってもう1体に絞って探しました。

村について,某ご婦人に聞きました。「神社にありますよ」と。内心
ホッとしました。が,神社に行って探してもない!近くの某おじさん
に聞いたら「知りません」と。これは困った!村のメイン道路をゆっ
くりと走りました。走り始めて10秒もたたないうちに”庚申塚”を発
見,小さな石仏の後ろにありました。良かった!

安政6年(1859年)作,典型的な握手・肩抱き像です。少々いかめし
いお顔ですが,しっかりと原型が残っていて素晴らしいです。
私の石仏の旅は,ほとんどが”一期一会”のものばかり。大河内に来
ることは二度とないでしょう。それだけにこの石仏に出会えて良かっ
たです。

<天龍村大河内:http://www.mapion.co.jp/m/35.22858411872478_137.75274822312647_8/>

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