川上村川端下には,3体残されています。はっきりと制作年代(安永
8年:1779年)が分かるのは,これだけです。他の2対,とりわけ
100mも離れていないところにあるものも素朴な美しいものがあります。
モノクロ版には載せますから,ご覧ください。

一日の最後,そして信州詣での一つの区切りとなるものです。難なく
探せると思っていたら…。ありません。野菜の収穫作業中のおじさん
に聞こうとしましたが,何とか最後は自力でやろう!道路沿いにはな
し!畑の隣の雑木林,今では草も枯れ,落ち葉もすっかり落ちていま
す。5m先ほどに庚申塔が見えました。夏ならば捜索は絶対無理です。
この時期に来て良かった!

この石仏も子どものようです。可愛いです。お揃いの被りものにお揃
いの衣装です。私の石仏を見る一つのポイント,それは目です。合掌
はしているものの,何か目線は微笑んでいるような気がします。そう
いうふうに既成概念で見てしまうのかもしれません。若干女神の微笑
みが判読できるようです。

<川上村川端下:http://www.mapion.co.jp/m/35.943931680503084_138.64812363391655_8/>

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