浅科村,例の市町村合併で佐久市に編入されてしまいました。国の勝
手なやりかたですな。

その朝科村を代表するのがこれです。最初見たとき,”だるま弁当の
容器”を連想してしまいました。誠に発想力に乏しい石工の気持ちを
理解できない者です。円・楕円など,石をいろいろな形にくりぬいて
彫る,一説には低温から来るひび割れを防ぐためとか…。人の形のア
ウトラインにほぼ沿ったくりぬきかたは,これくらいでしょうか?

控え目な女神です,男神よりやや後方に立っておられ,表情も非常に
穏やかです。男神はと言うと,きちんと両手で杯を持っておられ(こ
れも非常に珍しい),謙虚な態度も立派です。全体的に彫りはそれほ
ど高度ではありませんが,老夫婦の穏やかな表情は確実に伝わってき
ます。素晴らしい!

また余談ですが,長野県の小学生の挨拶の習慣は素晴らしい。よそ者
にも必ず挨拶をしてくれます。問題は,(どこでも)親か?

<朝科村下原:http://www.mapion.co.jp/m/36.26899271259878_138.40934657836533_8/>

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