洞は,旧道に沿った小さな部落です。簡単に見付かると思ってい
ましたが…。農作業をしているおじいちゃんにお聞きしました。
聞いて良かった!見付からないはずです。この道祖神,個人所有
だそうです。お家の位置とお名前をお聞きし,来た道を引き返し
ました。すぐに分かり,ドアフォンをピンポーン!奥様の登場。
快く撮影許可をいただきました。像の前の”塩盛り”を見てギク
ッ!

写真で見る何倍もの感動を得ることができました。向かって左側,
随分空間があると思いませんか?両神は,極端に右寄りに彫られ
ています。即ち女神の積極性?がよく表現されています。一方男
神の気の弱そうな表情,誠にどうしていいのか分からない困惑の
表情。女神の被り物の曲線も素晴らしい。これだけ積極的に美人
に酌をされたら,べろべろまで飲むのが男の心意気?
安政3年(1856年)作。

<青木村入谷沢洞:http://www.mapion.co.jp/m/36.370399977221275_138.1238826409657_8/>

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