東部町を代表する,いや信州の道祖神を代表する一つと挙げる人も
多かろうと思います。小出久和さんの”信濃路の双体道祖神”でも
カラーページの最初に出てきます。

余りに有名になりすぎたために,もう1体とともに特別な場所に,
説明看板付きで置かれてあります。午後順光です。この時期は,ハ
ザに収穫したばかりの稲が干してあり,なかなかのものです。但し
新しく立てられた民家を避けるには,自ずとアングルが決まってき
ます。

安政4年(1857年)作と言いますから,それ程古いものではありませ
ん。また美しい双体道祖神を見てきた方にとって,この道祖神はど
のように映るものでしょう。私自身は,威圧され,とても道祖神と
は見て取れませんでした。男神の持つ両刃の剣の先が気になります
が,それにしても不気味な表情です。

<東部町常田:http://www.mapion.co.jp/m/36.353009726617195_138.3384773609567_9/>

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