二日目に入りました。東上田にも素晴らしい道祖神があったそうです
が,1体盗難に遭い,戻ってこないそうです。

いくつかの石を組み合わせ,祠が作られ,その中にこの道祖神は置か
れてありました。雨風を防ぎ,よく形を残しているものだと感心しま
した。文政7年(1824年)作。

顔面は摩耗し始めていますが,まだまだ表情をうかがい知ることがで
きて嬉しいです。翁の道祖神です。長年連れ添ってきたお二人,年老
いてもこのように仲良く過ごしたいものです。どちらもややうつむき
加減で,恥ずかしそうなものも一興。手や足の彫りも確かで,流れる
ような衣の線も美しいと思います。

<東部町東上田:http://www.mapion.co.jp/m/36.374756676736894_138.33528354468288_9/>

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