実は,この道祖神,相当期待していったのですが,やはり摩耗が進
んでおりました。がっかりです。明和3年(1766年)作

右側の男神の被り物が,随分と大きく彫られています。またお顔も
女神と比較するならば,同様に大きく彫られています。顎も少々突
き出たようにも見受けられます。決して美男子とは…。それに反し
て小ぶりに彫られている女神,優しく男神に付きそう控え目な表情
がいいですね。女神の手を大きな男神の手が覆い被さっています。
大切にしたくなりますよね。

松代地区は数は少ないものの,一つ一つのレベルは高いように見受
けられました。

<松代町西条入組:http://www.mapion.co.jp/m/36.537880812107474_138.20913167832703_8/>

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