この部落で二つを見付け,最後の一つをおじいちゃんに教えてい
ただきました。立派な石壇の上に庚申塔とともに置いてありまし
た。

縄も新しく,常に部落の人達の目が行き届いていることが,よく
分かります。三つの島毎にお互いを意識しているのかな?

この道祖神,ハードな表情です。決して柔ではありません。互い
に肩を抱き合い,手を取り合っていても,表情は…。特に左側の
女神は,不機嫌なくらいに厳しい表情です。心なしか,男神は口
を少し開いて,何かを言おうとしているようにも見受けられます。
宝暦9年(1759年)作,極めて保存状態がいいことにも驚きまし
た。まさに村の宝物?

<松代町東条般若寺:http://www.mapion.co.jp/m/36.56038305265056_138.2224437768488_8/>

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