先のNo.501の部落から三つ四つ部落を通り越すと,この道祖神がある
部落に着きます。この途中の景色も,日本の源風景のような気がしま
す。黄金色に染まった稲穂と色とりどりのコスモスの花が綺麗でした。
また泉の水は綺麗で冷たく,空気も排気ガスの匂いは全くしません。
助手がいたら,きっと感動していたと思います。

またまた,おばあちゃんに場所を聞きました。が,急な坂道を200m以
上歩きました。最近歩いていないので,これは身体に堪えます。因み
に昨日も9000歩以上歩いています。

これも風雨・雪対策でしょうか,立派な破風が乗っています。控え目
ですが,彩色が施されています。彫りは,こちらの方が格段に良い。
男神・女神をほぼシンメトリーに彫り,中心に取り合った両手が彫っ
てあります。面長なお顔ですが,イマイチ表情が細かく見えないのが
残念です。

帰りにほぼ同年代の男性にお聞きすると,「わしが小さい頃から塗っ
てあった。どうして塗るのかは分かりません」とのこと。

<長野市芋井入山下犬飼:http://www.mapion.co.jp/m/36.67343283396825_138.11362613819088_8/>

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