山ノ内町まで下ってきました。自宅からの距離を加えると,もう400km
以上は軽く走っています。空腹感と疲労感がいっぱいです。それでも今
日予定していた所を回りたいので,気合いを入れて…。

下調べをしていた段階では,この道祖神には相当の期待をしていました。
簡素ですが,木製の祠の中に入っておられます。しかし残念ながら摩耗
が進んでいて,細かな表情はうかがい知ることは難しかったです。

杯を持つ男神(左側),お銚子を持つ女神(左側),どちらも笑顔で内
側を向いておられます。どちらも同じ服装をしており,村人達に親近感
をもたらすものではなかったでしょうか。また,仲良く肩を抱き合い,
女神のちょっと下を向いた仕草も良いですね。歳をとってもこのように
仲良く,笑顔で接したいものですね。これこそ幸せな人の一生と言える
と思います。(これは小生の願望も入っております。)

この像,慶応2年(1866年)とありますから,もう150年近く仲良くして
おられます。

<山ノ内町竹ノ越:http://www.mapion.co.jp/m/36.72983490880335_138.40480132203783_8/>

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