中条村最後の撮影地に向かって,「アレッ」,道路工事中で通ること
はできません。この道,ナビゲーションでは細い線です。迷いました
が,元来た道を戻り,超大回り(邪念が働き,「日本の棚田100選」
を思い出し,思わず寄り道),細い道をどんどんどんどんと下ってい
きます。

埋橋(うずばし)の部落に着き,二人の老人にお聞きしましたが分か
らず。庭仕事をしているおばあちゃんにお聞きすると,「古い道の村
の入り口にあります。」とのこと。ゆっくりと上り坂を登っていくと,
おばあちゃんが言われる通り,一番高い所の平らなところに庚申塔と
ともに置いてありました。

ともに頭巾を被っておられるのでしょうか?お二人の表情も伝わって
きます。優しく肩を抱き合い,女神の手をそっと上から握りしめる男
神。女神を大切に大切にしている表情です。またしても助手は,羨ま
しそうな表情。「こんなに大切にしているのに,まだわからんか!」
と言いたいが,その何倍にもなって返ってくる言葉が恐ろしいので止
めました。

帰りにまだ作業をしているおばあちゃんにお礼を言って,やきもち家
に向かいました。

<中条村:埋橋>
http://www.mapion.co.jp/m/36.61614576296436_138.02171318649906_8/


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