No.466
西向きに置かれているために逆光写真となりました。簡単な祠に入っていま
すが,背景は田園です。石の色が…。

この石仏,周りの部落にはない石工が彫ったものです。非常にプロポーショ
ンが良い(文化3年:1806年)もので,彫られた当時にはモデルがいなかっ
たのではないでしょうか?

手を取り合い,肩を抱き合うのは定番ですが,やや男神は前に位置し女神は
控え目なものです。女神の髪や衣の曲線の美しさなど,この石工の非凡なこ
とを物語っています。

安曇野:青木花見原木戸<ttp://www.mapion.co.jp/m/36.35927159171426_137.8779927567082_8/>

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