車のナヴィゲーションでは,地図が古いので道がありません。それ
でも現地へ行くと立派な道路ができたりします。宮の尾への道もそ
うでした(余りに見付けられないものの多さに…。)。部落の中に
入ってみてもありません。おばあちゃんに聞くと,村の入り口にあ
る。戻ってみれば,最初に行った切久保との境界線?部落からは随
分離れた所にありました。夏に来たら綺麗なお花が咲いていたこと
でしょう。

ここには2体の道祖神が祭ってありました。砂岩で彫ったものでか
なり摩耗していますが,何とか表情を伺うことができます。1722年
の作。特に女神の瞑想した表情は,静かに村人を守るものです。両
神ともにまるで仏像を思わせるような彫り方です。石のピンク色が
お似合いだと思います。

<宮の尾:http://www.mapion.co.jp/m/36.49855474082834_137.90383467016886_8/>

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