最北地点から,順に下ってきます。国道から外れ,曲がりくねった道
を登っていきます。これは自力で捜しました。

これは大変に素晴らしい道祖神です。幣の彫りも深く,そしてしっか
りしています。安政4年(1857年)の作。随分長い間豪雪にも負けず,
村人達を見詰めてきました。ロングコート(?)のようなお揃いの上
っ張り,両神ともにズボンのようなもの(?)をはいています。目の
表情を注意深く見ますと,厳寒の中に立っておられるだけに凛とした
ものです。決して目元は緩んではいません。それでも威圧するような
厳しさとも違うと思います。見惚れました。

<土倉:http://www.mapion.co.jp/m/36.77034834107757_137.9012847255321_8/>

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