松本市の最後に訪れたものです。今までの「とりこぼし」もやっと
終わる?

これも書物に載っていました。最初に書きましたように,今回の石
仏巡りでは自然石の形を上手く使ったものが多かったです。松本市
最後のものも,まさに自然石そのものです。西洋人でおでこの大き
く,前に出ている人を見かけます。この石はまさにそれを想起させ
てくれます。

線彫りの鳥居の上は,大きく膨らみ前に突き出ています。そして黒
っぽい石だけに,何か茄子の奇形を連想してしまいます。実に面白
い形の石です。両神の身体のスリムなことも特筆ものです。前で取
り合った腕の細さを見れば,身体のスリムさに連動していることが
分かります。余分なことですが,女神の手が上に来ています。おっ
とりした女神の表情からは想像できない積極的な仕草だと…。

下二子<http://www.mapion.co.jp/m/36.19573452715748_137.94430776282851_9/>

拡大画像