松本市街地に入ってきました。住宅地の中,およそ道祖神を置く場所
とは考えられない場所にありました。細い路地を入っていって駐車場
がありました。その片隅にポツンと置いてありました。後は何もあり
ません。神様だから処分に困って,このような場所に置かれたんだと
思います。

お顔の摩耗は進んでいますが,目をこらせば何とか表情をつかむこと
ができます。この石工,相当な力量をもった人だと思います。お顔の
表情,そしてお二人の衣装の彫り,曲線がとっても美しいと思いまし
た。

忘れられた存在ですが,敢えてここに記録として残したくなる石仏で
す。

岡の宮中村<http://www.mapion.co.jp/m/36.24162028406094_137.98286448203635_8/>

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