細い急な坂道を登っていくと,Uターンが心配になります。1軒のお宅
に飛び込み,奥様に場所をお聞きしました。説明の内容が的確で,すぐ
に見付けることができました。が,先程のものよりさらに足場が悪い!
雨の後ならば,ズルズル落ちていってしまいます。大変な場所に置かれ
ているものです。ここでもしっかりと注連縄が残り,東向きの斜面に気
持ちよさそうです。

事前調べの時,この石仏は山奥にあることが分かっていました。捜すこ
とができるか心配でしたが,こうして温かい支援の手を得ることによっ
て,無事に出会うことができました。感謝!

そして回りの地域にはないユニークな彫り方に,見たい気持ちがいっぱ
いでした。細身の決して保存状態は良好とは言いがたいものですが,静
かな祈りを感じさせてくれます。1729年に作られたそうです。素晴らし
い!

<生坂:宇留賀大岩:http://www.mapion.co.jp/m/36.470402014874786_137.93354921327113_8/>

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