ほとんどの(双体)道祖神は,江戸時代中期から後期にかけて作られ
ています。一部地域では,明治時代になっても作られています。作ら
れた時代背景を探ってみると,道祖神も民俗学的に見ても面白いもの
だと分かってきます。

天災に悩むときに神頼み,素晴らしい道祖神が生まれています。また,
現代人から見れば「卑猥」と受け取られるものでも生まれた時代は違
います。性に関してはおおらかです。日本が変わったのは,昭和から
です。

この両神,おかめのようなお顔,この石工の特徴です。何と言っても
女神の笑顔が最高!ふくよかなお顔に目尻・口元の曲線が美しいと思
います。

諏訪・四賀赤沼<http://www.mapion.co.jp/m/36.01428030989025_138.13238777044867_8/>

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