まるで聚楽第の唐門を彫ったかのような堂々としかも繊細さを感じ
ます。石の形を上手く利用し,彫りの深いものです。それだけに破
風の豪華さが,ひときわ目立ちます。

男神は,女神の肩を抱くと言うより腰に手を回していた方が様にな
ります。女神は心持ち内側(頬がかなり接近しています。)を向き,
右足が一歩前に踏み出そうとしています。随分摩耗が進んでいます
が,お二人の仲睦まじい様子が分かります。

<下鳥羽上手>http://www.mapion.co.jp/m/36.271969685284034_137.91613856731541_8/

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