小倉の部落は,すぐ後ろに山が控えています。恐らく開墾が一番最
後であったか,それとも山からの清水があって早くから切り開かれ
たか,素人には判断が難しい所です。部落の道は,細く狭いです。
確かに道は地図に載っていますが,余りに狭く疲れました。

この道祖神,山の方を向いて立っています。おかしな立て方です。
が,歴史はあります。そして何より大きさと仕上がりの良さを考え
ると,相当高価な代金を支払ったのではないかと邪推してしまいま
す。

女神の本当に幸せそうな笑顔を見ているとお裾分けをいただきたく
なります。男神もなかなかの色男です。そうぴったりです。その上
相思相愛となれば,誰しも…。グローブのように大きな手ではあり
ません。白魚のような白く細い指でしょう。が?よく見ると女神の
指が上に見えます。女神の積極性がこれで垣間見ることができます。
この石工,にたにたしながら彫ったのではないでしょうか。

北小倉:http://www.mapion.co.jp/m/36.25838158222957_137.84569329418736_9/

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