部落の辻に立っていました。そしてこの道祖神だけは,立
派な注連縄が巻いてありました。これだけでも今でもこの
道祖神が部落の人々に大切にされ,守られてきたことが分
かります。

が残念なことに,幾つかの部分が割れ,欠けています。そ
れでもこの道祖神には,大きな魅力があります。それはお
顔です。大変に個性溢れる石工の仕事でしょう。

下ぶくれの変わった顔です。特に頬から顎にかけての部分,
見方によっては随分とコミカルな彫りです。体を密着させ,
肩を抱き合う姿から神様の仲のいいことが分かります。

梓川<岩岡>
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