No.339の右横に置いてありました。モノクロ版でお分かりのように随
分悲惨な状態です。それでも(敢えて)これを採り上げた理由は,や
はり女神の表情や全体の雰囲気です。

随分欠けた部分・割れた部分が多い道祖神ですが,全体から受ける雰
囲気は好感がもたれます。No.339と比べて丸顔,身に付けているもの
も庶民的,何と言っても女神の瞑想的なお顔でしょう。

この二つの道祖神は,巾1メートルほどの細い道(旧道…何と細い!)
の木下に置いてあります。部落の人達を見守り,山奥に向かう人々の
安全を願ったものだと思います。

木祖村:久保田
http://www.mapion.co.jp/m/35.93131492652457_137.76890036034112_8/


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