大鹿村に残るもう1体がこれです。見てお分かりの
ように立派な木造の祠の中に安置(墓地の片隅)さ
れています。また,石仏が中央にないことに?理由
は拡大画像の下を見てくださいね。

これは素晴らしい!大変に力量をもった石工の作だ
と思いました。お若い神様ですが,何より伸び伸び
とした彫り,いいですねえ。はるばるこの地まで来
た甲斐がありました。

内側に向かって寄り添い,お互いに幸せそうな微笑
み,長い束ねた髪など,この道祖神の魅力はたくさ
んあります。注がれるお酒もさぞかし美味しいこと
でしょう。まさに村人達の「憧れの的!であった」
と思います。それだけ大切にされた結果が,200年
経ってもこのような美しい状態で残っていることに
なったと思います。(なおこの道祖神,下駄を履い
ているのがお分かりでしょうか?)

<大鹿村:鹿塩西>

http://www.mapion.co.jp/m/35.58774096980719_138.04875171002277_8/


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