地図で見ると「確かここら当たりにあるはずだが…」,飛び込んだ農家のおじいちゃん,「知りません。」とがっかり。それでも「このかぼちゃ,一度食べてみないか?持っていったらいい」と,お礼を述べていただきました。
次に飛び込んだ農家では,ご婦人が対応。「知りませんねえ。でもひょっとしたら…。」,どんどん歩いて村のはずれにまで。ありませんでした。農作業をしていた古老に聞いてくださいました。「それならあの家だよ。」,やりました!
尋ねると…。先程のご婦人が現れ,屋敷の中を…。ありません。と言う内におじいちゃんが出てこられました。「そこにある!」。???写真の背景にある生け垣の中にうつぶせ状態の小石がありました。「それじゃよ!」???生まれて初めて道祖神を持ちました!小さいです。きちんと立ててじっくりと観察しました。素晴らしい!おじいちゃんが言われるには,大きな木をくり抜いた中に長年置かれていたそうです。撮影の後おじいちゃんに「どうしましょう」と聞きました。「元の場所に(生け垣の中)置いておいてくれ」ときた。また道祖神を持って,生け垣の中へ戻しました。(今度は上向きに!)
お礼を言って農道を歩いていると,三度ご婦人が現れ「我が家のリンゴ食べてね」と,ありがたくいただきました。
一つの道祖神で,これだけのドラマがありました。感謝。

<飯島町:本郷四>http://www.mapion.co.jp/m/35.6593933333333_137.945637222222_9/

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